公共料金の支払い、お金の計算ができなくなったので僕が管理することに

実家はメインの銀行が二つ

年金が振り込まれる銀行口座と、毎月一定額を下ろして「公共料金」「携帯電話など」の引き落としのために入金する銀行口座

 

その差額を(ほんの少しだけど)貯金してるような感じ。
ところがこのごろ

「引き落とし用の通帳にお金を入金する」ことを忘れるようになって、請求書が送られてくるようになった。

それを「これ、はらったやろうか?」と不安になり、電話をかけてくるように。

まあ原因は「マスク送りつけ詐欺」事件からだ。(このことはまた後日)

 

なので公共料金引き落としを「年金入金口座」にまとめることで、請求書に不安になることもなくなるだろうと思った。

 

各会社に「振替口座変更したいのですが」と電話をかけたり窓口に行ったり。ようやく書類が揃ったところで問題になるのが

「銀行印がわからない」

というもの。

 

よくよく調べてみると、銀行口座が5つもあった。
そして印鑑もそれ以上ある。

 

 

実家の周りにはいくつか銀行があり、その昔仕事に行っていた仕事先にもあった。
利便性を考えて「いつもおろす銀行」は家の近所の銀行にしていたのだけど。

度重なる地方銀行の統合とやらで、どんどん窓口がなくなっていった。
仕事にも出なくなったので、仕事場近くの窓口にも行かなくなった。

 

セブンイレブンもない。
通帳の記帳ができないので、現金がいくらはいってるか?いくら引き落とされてるんか?把握できない。

親を車に乗せて、銀行巡り。
印鑑を確認して、定期預金を普通預金にかえて、口座数を減らしたり。
僕がスマホで管理できるところはするようにしたり。

1日がかりで記帳して、全体像が把握できた。

生命保険の引き落とし、葬儀互助会の引き落とし、携帯料金、電話料金。
バラバラになっていた口座をまとめた。

 

引き落とし口座の変更は「口座主の名前」と「契約者の名前」が違っていたりで、めんどくさいこともあったけど、なんとか一つにまとまった。

 

通帳をまとめて僕が持って帰り、キャッシュカードだけをわたして、記帳や確認は僕の仕事になった。

 

本人たちもほっとしてる。

 

世の中が高齢化し、事務手続きは機械化され、難しくなっていくと、いろんな人たちが置いてきぼりになるんだな。